革職人厳選レザークラフトツール

ラウンドモールG10/ 積みガラスハンドル 限定入荷

ラウンドモールG10/ 積ガラス繊維

ラウンドモール…あまり聞きなれない言葉でしょうか?これはハンマーの一種です。

レザークラフトでなくてはならないのが叩く道具です。
作品によって叩く回数は違います。
目打ちの刃数によっても叩く回数が違います。

初心者キットはおそらく木槌…そのままこれを使っている人がほとんどかもしれません。
私も最初は木槌でしたが、音がうるさいというクレームが来たので、ゴムハンマーを試したり、プラスチックハンマー試したりいろいろしました。

ゴムはうるさくはないのですが、跳ね返って力が入らいので、叩く回数がかえって増えたりして。
プラスチックハンマーは叩く面の面積が小さいので、親指を叩いたりして…痛い思いをしたことも度々あります。
また最近はショックレスハンマーを使うようになりました。
消音対策にはピッタリですが、叩いた時のふわっとしたあたりなので、力の加減がまだつかめていません。
いずれにしても、肘を支点にして叩くのがハンマー系だと思います。

ラウンドモールはどうでしょうか?
手首を支点にして横に叩くのが基本かもしれませんが、ハンマーのように縦に叩くこともできます。(MIYAZOは縦派です)
実は、ラウンドモールの存在を知ってはいても、それはカービング専用と思っていました。
(ちなみにラウンドモールと言えば、バリーキングが有名です)

しかし…カービング専用という概念は大きな勘違いで、菱目打ちや刻印を打つ目的としても最適な工具であることがわかってきました。


ラウンドモールの特徴は…
トップが円筒形になっていることです。
つまり打つ部分が偏らないので目減り(または変形)が生じにくいという長所があります。
ちなみに木槌は1辺が目減りしてしまいます。

また木槌に比べ、音がうるさくないというのがモールの特長です。騒音対策はレザークラフターの大きな悩みですから。


サイズ
長さ190mm、直径55mm、重さ560±10g
もちろん大まかなサイズも大切だと思いますが何より持ち手の太さのバランスがとても大切だと強く思います。
安いモウルは持ち手の一番細い部分が17mmくらいですが、このモールは25mmくらいあります。
この7mmに大きな違いはあるのでしょうか?
大きく大きく違います。安定感とバランスが違うのです。
MIYAZOは使い比べることができますのでわかります。
使えば…あぁっ…とわかります。


モールの頭部は硬すぎず柔らかすぎないpp素材で、滑りにくいという利点があります。
刻印や工具を傷つけませんし、耐久性にも優れています。
それでモールの頭部の固さと重量とのバランスを考えると弱い力でしっかり入るという特徴があります。
市販の安価なハンマーやモウルは、カンカンと音だけはうるさいけど、力が入らず目打ちが入っていかないという残念なものが多いです。
これは…違います。
このラウンドモールは弱い力でもしっかり入る優れものです。

特徴的なのは持ち手です。
グラスファイバーG10です。
何とこの持ち手は、グラスファイバーを積層し、樹脂で固めた材料のようです。
つまりこのバージョンは積み革ではありませんが、積みガラス繊維ということになります。調べてみたところこの素材は、吸水性が極めて低くカーボンファイバーと同等の性質を持っています。
この素材G10の含水率はほぼゼロ、吸水率は0.09%…つまり持ち手に汗が染み込まないのです。


持ち手の太さは一般品と比べて10%ほど、体積は21%ほど増加させてますので、振りの感覚を向上させてあります。重さの比重バランスにも配慮が払われています。

また使用中にモールが緩まないように、上部と下部の金属部分は緩み防止の特殊構造になっています。実は緩まないように強力なネジの三層構造になっているのです。

この点に関して興味深いご質問をいただきました。
モウルのヘッドは自分で交換できませんか?
それは耐久性を疑う質問ではなく、ヘッドの色の好みの問題だったようです。
それですぐにメーカーに尋ねるのがMIYAZO流。

早速メーカーから答えがありました。
「自分では絶対に交換できない設計にしてあります。
 ヘッドは専用の工具を使わないと緩めることができない仕組みになっています。またヘッドキャップの裏側も特殊な仕組みになっています。
 なぜならモウルは、ある意味で振り回すtoolですので、万が一緩んでお客様やその周辺の貴重品に危害が加わるのを防いでいます。
 また安いモウルは簡単に外れるようになっていますが、人によっては問題が発生した時にメーカーに責任転嫁される方もいらっしゃいますので、それを防ぐためにも頑丈にな作りになっています」というお答えでした。
 
お客様の質問によって、より一層このモウルに対する信頼度が上がりました。

モールの軸そのものも耐久性に優れています。
手に取ればすぐにわかると思いますが、すべての金属部分は細かい表面処理と細かい面取りがされています。

ハンマー系つまりモウルは叩いてこそ価値があります。
1つの作品に対して、一体何回叩いているのでしょうか?バランスを崩しながら叩きますか?…気持ちよく叩きますか?
私はバランスが取れていて気持ちよく叩ける打ち具を選びたいです。

また参照写真のように、厚さ1.5mm直径42mmの革に自分のlogoを押して、接着することもできます。ちょっとした遊び心ですね。
テールにはロープ用の穴がありますので、その使い方を自由にアレンジできます。

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