MIYAZO厳選 ショックレスハンマーBR
MIYAZO厳選ショックレスハンマーBR
レザークラフターが避けて通れない問題
それは騒音対策ではないでしょうか?
素晴らしい健全な趣味なのに、音が出る作業のオンパレード。
集合住宅や家族構成によっては死活問題です。
しかもこのご時世( ^ω^)・・・ステイホームで皆さんご在宅なのです。
特に目打ちで穴を開けるときの打刻音がとにかくうるさいですよね。
実際私もこの問題でクレームをたくさんいただきました。
(主に家族からのクレームですが…)
仕事から帰ってきて作業したいのに...気を遣って作業ができないとかありませんか?
周りに気を遣ってソワソワして、でも仕事終わりの作業どうしても仕上げたくて…冬の公園のテーブルの上でハンマーを振るったこともあります。
こうなると頭のおかしい人ですよね。
これは極めて個人的な感想ですが音を気にしてると作業が捗りません。
しかも作品の質にも影響するような気がします。
菱目打ちをあきらめて、菱錐で穴あけしたりして…当時は均一に開ける技術がなかったのです。
ゴムハンマーとプラスチックハンマーとラウンドモールそしてショックレスハンマーどのように区別できるでしょうか?
大まかに行って素材と構造です。
ゴムハンマーは静音性の高いですが、跳ね返りますので力がツールに伝わりません。
プラスチックハンマーは先端の硬い樹脂が打撃音を小さくしてくれます。
ラウンドモールのヘッドもプラスチックハンマーと同じような樹脂素材ですが、ヘッドの重さにより手首を使った微妙な素早い打撃を可能にしてくれます。
ですから打撃音はプラスチックハンマーと同じ感じです。
ではショックレスハンマーにはどのような特徴があるのでしょうか?
表面はウレタン樹脂で覆われており、ヘッドの中に鉄球がたくさん入っています。
試しにハンマーを振ってみるとさらさらと音がします。
打撃音は本当に小さくゴムハンマーに似ています。
ただし跳ね返りません。
これはとても不思議な感覚だと思っています。
手首の疲労も少なく、相手の素材を傷つけたりへこませたりする心配もないのがショックハンマーの特徴です。
ただし、まだ感覚的には慣れていません。
長年プラスチックハンマーやラウンドモールでの穴あけに慣れているので、ヘッドが目打ちに当たった力の感じでどの程度の深さで入っているかわかるものです。
この点ショックレスハンマーは確かに力は伝わるものの、まだコツを掴めていないのが現状です。慣れれば問題ないと思いますけど。
ただ小さいポンチ(2mmとか3mmとか)で穴あけには向かない気がします。
ポンチの頭がウレタンに吸収されて力がうまく伝わらない気がしました。
市場には実に多くのショックレスハンマーが溢れています。
MIYAZOチームは3本のハンマーを購入しテストした結果…その内の2本がレザークラフト向きだと判断しました。
握りやすくカッコいいがポリシーです。
本当は汚れの目立たないブラックがおすすめでしたが、あえて今回このMIYAZO厳選ショックレスハンマーBRにいたしました。
今回入荷した持ち手の色はパープルです。
全長285mm
ヘッドの長さ90mm
ヘッドの直径30mm
重さ470g前後
ハンマーという無骨な道具です。
持ち手の汚れなどの点で過度に気になる方はご購入をお控えくださいませ。