マルチ研磨板コラボ MIYAZOだけのオリジナル 再入荷
マルチ研磨板コラボ
どんなに切れ味の素晴らしいツールでも使えば必ず切れ味が落ちてきます。
ですから何らかの方法で研がなければなりません。
例えばヘリ落とし…
通常の管理としてMIYAZOは縫い糸に青砥を擦り付けた青砥糸を準備し、それでヘリ落としの刃先を整えます。
切れ味がちょっと落ちたと感じる時、またはヘリを落とす度に刃先を整えると刃が長持ちします。
これが刃先を無駄に減らさないベストな方法と感じています。
ワイドエッジャーはどうでしょうか?
刃の表と裏を青砥を塗った革砥で擦るのが基本的な管理方法だと思います。
ただしワイドエッジャーは4mm/6mm/8mmなどのサイズがありますので、それに合わせた革砥をあらかじめ準備しておく必要があります。
MIYAZOの場合…6mmと8mmの毎回準備していたので研ぐのが面倒だとと感じることが多々ありました。
実はせっかく準備した6mmと8mmの革砥を毎回紛失してしまっているのです。
掃除の時に捨ててしまったのかもしれません。
最近は8mmのサークル段漉き作業するために、ワイドエッジャー多用しておりますので、何とかしたいと思っておりました。
そこでYORKSHINEのマルチ研磨板を活用することに。
このマルチ研磨板…最高です。
ヘリ落とし、エッジャー、革包丁などマルチに研ぐことが可能です。
広い面積があるので革包丁でも革鋤きナイフでも十分。
参考にMIYAZOで取り扱っているすべての研磨板と並べた写真を載せてあります。
木製のものはMIYAZOが廃材に革床を張り付けて作ったものです。
YORKSHINEのマルチ研磨板の中のKINGです。
大きいのにはそれなりの利点があります。
ただし日本市場においては大きな問題があります。
重さも大きさも輸送コストがかなりかかります。
海外からの輸送コストのみならず、レターパックにも入らないのです。
ゆうパックで1000円の設定しかできません。
それでYORKSHINEに頭を下げて生産していただいたのが、このマルチ研磨板コラボです。
何がいいか…これはクリックポストで198円で発送できることです。
そのために長さだけを少し短くしていただきました。
それでもマルチ研磨板miniより十分大きいので、包丁系でも面積は十分だと思います。
YORKSHINEオリジナルと全く同じで、ヘリ落としの溝の太さや角度に合わせて作られている部分があります。
2000番手などのヤスリを山に合わせて、優しく引いてくださいませ。
簡単に手早く研ぐことができますが、力を入れ過ぎると刃の摩耗が早いと思います。
研ぎ器の山の部分に紙やすりを置き、ヘリ落としの股の部分をハンドル方向に一方向引いて研ぎます。
YORKSHINEのフラットタイプにも対応しておりますが、必ず刃幅等をご確認くださいませ。
付属品は革床の広い面積が1枚とワイドエッシャーのための革床が付いてます。
3Mの両面テープの片面で張り付ける仕様となっています。
YORKSHINEオリジナル研磨板の革床が付属しておりますので、写真のサイズと向きを参考に切ってお使いくださいませ。
また革漉き後の残りの革床ですので汚れが付いている場合もあります。
青棒を擦り付けますので、機能的には問題ありませんのでご了承くださいませ。
材質はアルミ合金
250mm/80mm/10mm
webBASEのページからはMIYAZOYouTubeのリンクに飛ぶことができます。
ここから使い方などを参考にできると思います。
マルチ研磨板miniからはセッティングの仕方
ヘリ落とし研磨板からは、ヘリ落としを研ぐ秘訣などを参考にできるかと思います。