New YORKSHINE ワイドエッジャー4mm/6mmM390(8mm/10mmは別ページにあります)
YORKSHINE ワイドエッジャー M390
このページは4mmと6mmです
レザークラフトを継続していると、一歩先に進むためにどこかのタイミングで、必ず「漉き」をしなければならなくなります。
買った革をそのまま使って作品を作ると、どうしても出来上がりが厚くなってしまって、自分としては大満足なのですが、さすがにスマートに見えないのです。
なので初心者を脱して中級者になるためには、革漉きをマスターしなければ…。
ただし革漉きと言っても意外に敷居が高いのです。
ここが初級と中級の高い高い壁です。安価な革漉きtoolを買ってはみたものの…きれいに漉けないことがしばしば。
もちろん革全体を漉くには大掛かりな機械を導入しなければならず、
半裁を買う段階で、その半分を1.0mmもう半分を1.5mmとか希望の厚さに漉いてもらうという方法がありますが、そもそも半裁も買う必要ない場合があります。
もちろん…このご時世…ニッピとか革漉き機を買いたいなんて口が裂けても言えないでので。でもいつかは買いたいです。
ですがコバ付近を少し漉くだけで革全体の厚さをすっきり見せることができます。
「部分漉き」…これしかないですね。
革包丁をギンギンに研ぐ技術と砥石があればいいのですが…これも敷居が高いですね。革包丁を持っていない時の斜め漉きはもっぱらペディでやっていたのですが、力加減が難しいのと、幅がどうしても一定にならないのです。
段漉きとなるとさらに敷居が高いですね。
YORKSHINEのLeathertool、ワイドエッジャーを使って便利さを体験できます。
ワイドエッジャーは折り曲げ部床面の中漉きやコバ厚調整のヘリ漉きができるツールです。
これまで鋼材はDC53で大同特殊鋼の製品でした。
今回からさらに靱性・耐摩耗性に優れた高級鋼材のM390に変更になりました。
M390は、シンプリー・ツール・スティール(SIMPRY TOOL STEEL)により造られた、高クロム、高バナジウムのマルテンサイトステンレス鋼で、耐食性と耐摩耗性に優れた粉末ステンレス鋼です。
資料によりますと、高いオーステナイト化温度で、HRC58~62の硬度が可能です。
つまり切れ味が長続きするのが特徴だと思います。
漉きが鈍ったと感じましたら、青砥革床で軽く擦れば切れ味が戻ります。
この点でマルチ研磨版コラボとの相性はぴったりです。
写真をご覧くださいませ。
今回のバージョンは持ち手口金から延びる本体と刃先までの角度が18度設定になってます。
この小さな改善は普段のお手入れと研ぎ直しを考慮した改善ということでした。
またサイズも4mmと10mmが追加されました。
どんなtoolでもそうですが、少しのコツが必要なので、端材を練習してから使うことをお勧めします。
¥8,645
こちらの商品は完売いたしました。再入荷などについてこちらよりお問い合わせください。