革職人厳選レザークラフトツール

コバ塗りローラーMIYAZOカスタム(メッシュ/アルミローラー/外パッキン付)

コバ塗りローラーMIYAZOカスタム(メッシュ/アルミローラー/外パッキン付き)

市場にはさまざまなコバ塗り補助やローラーがあります。
見たことがある方も、すでに使っておられる方もいらっしゃると思います。
コバ塗りのローラーはどれも同じなのでしょうか?
もちろんそれぞれの特性があります。

革道楽MIYAZOはいろいろなコバ塗りグッズを試しております。
実はコバ仕上げの時に指先にちょっと付けると便利だし、湿らせたウエスを準備しておけば拭き取れるしと思っていました。透明なCMCならまぁまぁこの方法でいけると思います。

MIYAZOがリスペクトしている職人さんの方法は…なるほどなぁと思うものです。
学習ノリの容器におそらく透明なトコノールやCMCなどを入れて、ポンポンと叩く感じで付ける方法を公開してくださっています。
これはいい方法でお勧めできます。この職人さんの知恵と寛大に公開してくださることに驚きを感じます。

MIYAZOはトコノールの茶が好きで…愛用しています。
ナチュラルのヌメ革(白肌タイプ)のコバに茶のトコノール…仕上がりが締まる感じがします。
…でももうお分かりですよね。
…想像が付くと思います。

自分が思っている以上に不器用なのかもしれません。
…指先の感覚が鈍っているのかもしれません。
…あちこちに付いてしまうのです。
…すごく気を使っているのに…ヌメ革を汚してしまっている時があります。どうしてとがっかりもします。

焦って手元にあるウエスで拭き取ると、ウエスに付いた茶色でさらに汚したりして…もう終わりです。
ナチュラルのヌメ革(白肌タイプ)のコバに茶のトコノール…確かに合います。
だからこそ…シミになったら隠し切れないのです。

そんな時にとあるサイトで見つけた…
コバ塗りローラーペン。宣伝文句にはこうあります。

「高品質な超小型ベアリングを内臓されていることで、ギザギザ溝のローラーは滑らかに回ります。ギザギザローラーに少量のニスを塗って塗りたい場所に転がるだけで、複雑な作業なく誰にでもむらなくプロ並みの綺麗な仕上がりが実現できます 」

おそらくこの宣伝を書いた方は、その商品を使ったことがないのかなぁと思います。
確かに指の上を撫でれば転がりますけど、コバに当てると転がらないのです。

この手のローラー系toolの基本は、回転が滑らかであることです。
しかも使っているうちに、液体が軸を伝わってベアリングに入ることも多々あるのです。
ですから、プロ並みの奇麗な仕上がりは実現できないと思われます。

いろんなコバ塗り器やローラーペンなどを試して、遂に人様に紹介できると思っているのが、こちらのコバ塗ローラーブラック

一般的なコバ塗りローラーペンは、ギザギザ溝のローラー仕様です。もちろんこれはこれで必要な場所があります。

このコバ塗ローラーのペン先はステンレスのメッシュを使用しているため、コバ用液体をメッシュの中に含ませて、塗る時ペン先をコバ面に転がしながら均一に塗ることができます。

しかも取り外しができます。使用後に洗ってきれいにすることができます。
水性系の液体の場合、水洗いだけでもきれいにできると思いますが、MIYAZOは顔料系を使うこともあります。
それで、あらかじめ用意した薄め液(シンナー系)の瓶の中に…使い終ったら外して入れておきます。
次に使う時には…そこから取り出して洗いあがったかのようなメッシュヘッドを使用しています。

もう一つの特徴は、大きめのベアリングが軸の前後に付いていることです。これが滑らかな回転を維持する仕様です。軸から伝わった粘着性の高い液体がベアリングに入りにくいようにパッキンが付いてます。

このパッキンはサラサラ系の液体の侵入を防ぐほどの密封性はありません。
それで軸の外側にもパッキンを仕込んであります。

軸が短かい方が使いやすいという意見があり今回は短めです。
そして軸の前後に10mmほどのクリアランスがあります。
※これには構造上の理由があります。

実は、メッシュ仕様のもう1種類のローラーペンも試しました。
こちらは回転の滑らかさの点では素晴らしいものがあります。
またメッシュの取り外しが簡単で、2種類のメッシュ付きです。
ただし、メッシュは外せるのですが、プラスチックと一体式なので、私のように薄め液に漬けて洗うと、プラスチックが溶けてしまいます。
また先端が太いので、瓶の口に入りずらいですし、作業中に本体をやはり汚してしまいます。
しかもメッシュヘッドのみという販売がないようです。
本体の性能は素晴らしいのに、交換用に網が購入できないのは残念です。

いずれにしても、コバ塗りローラー系のtoolはたくさんありますので、用途や予算に合わせて選ぶといいと思います。

コバ塗ローラーブラック本体 (予めメッシュ(網)タイプとパッキンがヘッドが装着済み)
付属品は交換用ギザギザタイプとメッシュ網。
写真にあるような缶缶に入っています。
あくまでもツール保護用ですので、凹みがあります。
これは輸送時に缶缶同時がぶつかり凹んだものと思われます。
ローラーはすへで分解し回転のスムーズさなどチェックしておりますので、ご使用には問題ありません。
また今回缶缶の凹みが激しいものは廃棄しておりますので、本体のみの販売分もあります。
缶缶が付属しておりませんので、替え網を更に一つお付けいたします。


また付属のメッシュタイプのは歪みやすいので、本体に取り付ける時に形を整えて装着してくださると助かります。

お客様からの次のような質問がありました。

「久しぶりに使用した際に軸の回転がかなり悪くなっていました。使用後はしっかりと水性の液体を洗って乾かしていたつもりで、移動してる際に少し変形した可能性もあるかもしれませんが、回転をスムーズにする方法などはありますか?」

MIYAZOの回答も抜粋して載せておきます。

「軸の回転が悪くなることにはいくつかの原因があるかもしれません。例えば、落としたりして軸が微妙に曲がったりはしておられませんか?また水性の液体で洗っておられるとのことですが、もしかしたら乾かす時に頭(網の部分)を上にして保管しますと水滴が下に落ちてベアリングの中に染みてしまうことがあるかもしれません。
ベアリングに油を差す場合には軸の付け根の部分を回し、分解すればパッキンとベアリングが見えてくると思います。ベアリングに潤滑油を差してみることが出来るかもしれません。私の場合には使い終わりにヘッド部「メッシュ網は)取り外してアルコール液か、シンナーの入った小瓶にいれて保管しております。
また、すでに2年ほど使っているので時々油を差してメンテナンスしております。
それでコバ塗りローラーProのMIYAZO流メンテナンス方法の動画を作成しました。
また今回から出荷時にこのメンテナンス作業を施しております。ですから、使い始めにはウエスでローラーを拭いてからお使いくださいませ。
潤滑油が滲み出ていることもありますので。」

クリックポストでお送りできます。

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