ガラスボードcolor BLUE
ガラスボードcolor
BlackとBlue
今回はBlueのみです。
ガラス板はレザークラフトで使う道具としては使用頻度の多いツールではないでしょうか?
MIYAZOがこれまで使っていたガラス板は50mm*100mm*10mmで、近所のサッシ屋さんでもらった捨てられる寸前のガラス板でした。実はそれを拾って時間をかけて自分で磨いたものです。
ですからコバの部分には欠けがあります。
でも欠けていない部分を主に床処理に使っていました。
もう一枚持っております。
お友達のギター修理職人がヘッドナットを磨く土台として特注したガラス板。
125mm*215mmで大きさが段漉きの為には申し分ないのですが、厚みが6mmしかなくいつの間にか角が欠けておりまして…危ないなぁと。
それで最近使っているのは厚みが100mm*130mm*8mmの強化ガラスタイプ。
やはりレザクラ専用設計なのでちょうどいいです。
大きさがいいです。
MIYAZOはケチって随分と遠回りしたなぁと。
そして今回入荷したのはガラスボードcolor
クリアタイプとカラー何が違うのでしょうか?
ざっと見て…角の処理が違います。
もちろん色付きというのが大きく違うのですが…。
COLORはエッジが丸く加工されています。
クリアタイプはエッジが利いたiphone12シリーズみたいな感じです。
これは好みの問題かと思います。
レザクラでガラス板は床面処理という工程の時に使うことが多いと思います。
革床にCMCとか床面処理剤を全面に塗って、乾き始めたらガラス板で擦れば滑らかになります。
ということは大き過ぎず、ある程度の厚みがあるタイプが使いやすいのでぴったりだと思います。
MIYAZOの場合にはガラス板で床面処理というより、革漉きの時に使うことが多いです。
代用品として革漉きの時にゴム版とかアクリル板を下敷きにするということがあるでしょうか?
そうすると…どうなりますか?
漉いた時に刃物が下敷きに刺さってしまい…かなり使いにくいのは想像に難くありません。
使いにくいのはいいとしても、余分な部分をえぐってしまうので…作品が台無しになることがあります。
その他の使い方としては、ガラス板の上に耐水ペーパーなどを敷いて、フラットタイプのヘリ落としや革漉きナイフを軽く研いだりできます。
糊付けする時にも高さがあるので使うことがあります。
はみ出た糊はすぐに取れますし。
また厚みがあるので、くるみボタンのゼロ漉きにもかなり使えると思います。
今回MIYAZO発掘チームが見つけてきたガラス板は黒と青。
クリア版との大きさに大差はありません。
ただし仕入れ値にはかなり違います。
このPremiumガラス板の販売は難しいかなぁと思っていました。
自分用だけとして使ってみることに。
いいです…いつも使いたくなるのです。
ただの「ガラス板」と言われるかもしれませんが、このガラスボードcolorを企画したメーカーが色付きにこだわったことには理由があるのです。
例えば革漉きの時に下地のガラスが色付きなので革が浮きた感じ。
何より色付きはプレミア感満載です。
追記1
ガラス加工時に表面に傷が付くことがあります。
実はMIYAZOが最初に仕入れたものには少しの傷がありました。
でも全く使用に問題ありませんし、初期の傷がどこにあったか今ではわかりません。
仕入れ後の検査にて基本的に使用に問題なしと判断したものを梱包しております。
それでも完璧な美しさを求める方はご遠慮くださいませ。
追記2
使用には問題ないものの、傷が気になるものがありました。
(おまけ付き)増量してお出ししております。