新しいNeedle case (針ケース
新しいNeedle case (木製針ケース)
レザークラフトはもちろん…手縫いですので縫い針はなくてはならない道具です。ではどんな種類の針がいいのでしょう?
針なんてどれも同じだと思う方もごく稀におられるかもしれません。MIYAZOは「レザー用」の縫い針を使うことをお勧めします。
それは、レザー用の針と布針の形は似ていますが、針の太さや糸を通す穴、特に針先の形が違うからです。
レザー用の縫い針は針先が丸くなっています。ですが布用の針は鋭くとがっています。なぜこの違いがあるのでしょうか?
①針先が丸いことで誤って革の銀面に針が当たってしまっても、傷が付きにくいです。
もちろん…いらない場所に当たらない、擦らないように用心して縫い進めることに越したことはありません。
②針先が丸いことで、八の字に縫っている時…つまり縫い穴の名で糸が交差する時に、一方の糸の中に他方の糸を通してしまわないように助けられます。
おそらく…初心者のころは糸を通して次の目の時に引きつってしまったということがあると思います。熟練者でも他の糸を咬むことが稀にあるものです。
③針の長さは短くても、長くても使いにくくなってしまいます。この点で布用は細くて短いと感じますが、基本的なレザー用はちょうどいいです。
では針はどのように収納しておられますか?
MIYAZOは自前の針山やマグネット付きキーホルダーにペタペタと貼り付けていました。
いずれも一長一短あります。
まずは革の針山…一番の問題は針が何度も埋もれてしまつたり、下から突き出ていることを知らずに手に突き刺したことがあるという点です。
マグネット付きキーホルダーも便利ではあるものの、きれいに片付かないですし、知らず知らずに床に落ちているということもあります。いずれも…危ないのです。
前置きが長くなりましたが、この新しいNeedle case 、持ち運びにも便利で、また容器も真鍮と木製。
個体により木目が違うということは、同じものが一つもないと言えるかもしれません。天然の木材の削り出しで作られています。
ヌメ革と同じように思わぬところに擦りギスのようなものがある場合がごさいます。木の節目があったりもします。浅い割れがあることもあります。
出荷前に一つ一つ点検しております。
今回のタイプは本体の木製部にネジが切ってあります。
心中は蓋の部分のみ。
点検時に真鍮製の蓋を回すとキュリキュリと音がすることが判明したので
ワセリンを塗ってみました。
人によっては不快の感じる音も消えましたので、この方法はいいと思います。
本体に極端なキズがない限り基本的には使用に問題ないと判断した場合には出荷しております。
もしこうしたことが気になる方はお控えくださいませ。
針以外にも収容できるものがたくさんありそうなので、使い方にかなりの幅があります。爪楊枝とか…
サイズ
長さ8.5cm、直径約1.8cm
お色は二色あります。