ディバイダーミニPlus
ディバイダーミニPlus
ディバイダーは…コンパスみたいな形の道具であることに変わりはありません。
ただしLeathercraftの場合は、円を描くということより、目打ちのガイドとなる線を引くことために使うと思います。
一般的に売られているディバイダーは、かなり大きくがっちりしています。
だから力を入れられますが、これが失敗のもとになることもあります。小端から外れて…銀面にいらない線を引いてしまうことがあります。
また刃先の先端が鋭くないので、軽い力で線を引いただけでは、はっきり見えないこともあるのです。
このディバイダーミニPlus…そそられる形状と機能を備えています。
サイズですが全体の長さは102mm/幅31mmという所です。
手のひらにすっぽり収まる大きさです。
重さは39g前後です。
そして開き幅は最大値で112mm前後です。
このPlusの特徴は…何と言っても刃先の先端の形状です。
これは通常ディバイダーの形状とは全く異なります。
この手のディバイダー先端は丸く鋭い刃先になってます。
自分で形を整える必要があるものもありますが、ここまで先端に仕上げるのは大変です。
このPlusはまさしくレザークラフト的な刃先になってます。
これがMIYAZOがあえて仕入れしたこのディバイダーのこだわりです。圧倒的にいいのです。
刃先の形状が優れているので軽い力で引いてもしっかりした細い線引けます。
それでヨーロッパ目打ちのための線を引く場面でも、ガイドの線を二重に引くこともできます。
そうなるとネジ捻としても使えるのではないかと思います。また床面などにもケガキやすい先端の作りになってます。そしててかなり正確なケガキ線を引くことができます。
接着のために革床を荒らしたいときなどにも、ガイド線を付けられるので便利です。
鋼材にはこだわりがあります。
鋼材はステンレススチール 3CR13で硬さの基準はHRC 50+となってます。
この硬さはとても重要です。
安価な刃先は誤って落として刃先が曲がってしまうことがあります。
それで刃先の強さ…耐久性も重視するようになりました。
今回は…
ブラックウオッシュ加工タイプと
ストーンウォッシュ加工のシルバーが限定数入りました。