MetalCutter Color 替刃10枚付き
MetalCutter Color 替刃10枚付き
レザクラで多用する工程と言えば・・・切ることがその一つです。
大きな部分を占めていいと思います。
ウンチクを抜きにしてMetalCutter Colorの良さは・・・カッコイイに尽きます。
恐らくそれだけかもしれません。
前回のMetalCutterからグレードアップしております。
1)まずはです。アルミ素材になり軽くなりました。
色はブラック、ブルー、バイオレットです。
2)スライダーの変更
この変更によってスライダーの機能が強化されました。
前回のものはロック機能が弱い感じでした。
※MIYAZOはそれほど気にしていませんでしたが…。
3)ブレ止めの強化
前回のものはキツく締めすぎると緩めにくくなりましたが改善されたように思います。
ただし…このMetalCutter Color はオールメタルなのです。
つまりパーツが曲者だと思います。
写真にもあるように、このスライドパーツは一体式ではありません。
パーツを薄くするために超簡単な構造になっているのです。
刃を押し出す時には左側の山がロック外し、刃を戻す時には右側の山がロックを外す構造です。
問題になるのはスライダーのバネの蓋が固定されていないことです。
もちろんこのことを念頭に扱えばなんてことはないのですが
…スライダーのバネを紛失しないように気を付ける必要があります。
それでメーカーもこのことを懸念して予備のバネを二つお付けしております。
こうしたリスクを考えると、国産でもいいCutterは山ほどありますので
好みで選んでいいと思います。
基本的にカッター構造は、本体がメタルでスライダーとクリップはプラスチック製が多いと思います。
これはこれでメーカーの考え方があると思いますし利点も多くあるのでしょう。
しかしこれはオールMetalです。
だからこそマニアをくすぐります。
カッコいいに尽きます。ヤバいいです。
持つ者を満足させると思います。
これはZEROカッターと同じで刃先の角度゛30度゛の刃を使うことを前提に設計されています。
※もちろん他の角度の替刃も使えます。
刃先のロックは先端に装着されているネジで固定する仕組みです。
直観的でいいと思います。
普通のネジと同じように右回りは「締まる」、左回しは「緩む」です。
このことによって刃先のブレもなくなります。
これはZEROカッターの耐久性を克服している点かもしれません。
刃を完全に本体に収めたい場合は、スライダーを必ずお尻まで引いてくだい。
そうすれば刃が飛び出すことはありません。
中途半端な場所でねじを締めても飛び出すことがありますのでご注意をお願いします。
ただし使ってみて思うことを率直に申し上げると、強く固定し過ぎるとネジが固く締まり過ぎて緩めにくい、あるいは強く緩め過ぎると同様に締めるにの手間がかかるということかもしれません。
なにしろ基本親指の腹で幅2mmのネジを調整しますので、動かないという事態も生じえます。
※仮にネジが動かなくなっても何らかの方法を使えばネジは動きますのでご安心を。
※刃を出したままネジが回らなくなった場合にはくれぐれも怪我にご注意くださいませ。
ですからMIYAZOは「ほどほどの力」でこの「ロックネジ」を使用してます。
特に何の問題もないのですが、少しのコツが必要なのかもしれません。
恐らくこれがオールメタルの欠点なのかもしれません。
ある意味で「じゃじゃ馬カッター」なのです。
また使用する際に固定ネジを目線で引くは固定、指で押すは解放ですのでMIYAZOはこんがらがります。
※混乱するとも言うかもしれません。
刃を出し入れするスライダーがーが飛び出さないようにストッパー、兼刃を折るためのクリップ式になっています。
※ちなみにMIYAZOはいつもフラットペンチで刃逆を折っています。
これもメタル製ですので、ある程度きつめです。
簡単には外れません。コツがいりますが簡単です。
文字にして簡単に言うとクリップの中央を親指で押しながら外すイメージです。
動画にて外し方を解説してますので、参考になさってみてください。
いろいろ「じゃじゃ馬」的な要素がありますが、いいものはいいです。
為替の影響もあり価格は予想よりお高いです。
罪滅ぼしに替刃をお付けしております。
クリックポストでお送りできます。