NewディバイダーミニPlus
NewディバイダーミニPlus
StoneWashBlack
StoneWashSilver
鏡面Silver
ディバイダーは…コンパスみたいな形の道具であることに変わりはありません。
ただしLeathercraftの場合は、円を描くということより、目打ちのガイドとなる線を引くことために使うと思います。
一般的に売られているディバイダーは、かなり大きくがっちりしています。
だから力を入れられますが、これが失敗のもとになることもあります。小端から外れて…銀面にいらない線を引いてしまうことがあります。
また刃先の先端が鋭くないので、軽い力で線を引いただけでは、はっきり見えないこともあるのです。
このNewディバイダーミニPlus…そそられる形状と機能。
全体の長さは102mm/幅30mmという所です。
Newplusは掌に収まる点で本当にちょうどいい感じです。
以前のPlusは目盛りが付いていました。
そのおかげで開き幅が20mmほどでした。
これはこれで何の問題もないのですが、もっと開いた方がいいというお声もありました。
特徴①は開き幅です
何とのNewPlusの開き最大幅は110mm前後です。
特徴②は…刃先の先端の形状です。
手に取るとわかるのですが、職人が手作業で丁寧に研磨して仕上げています。
この刃先はまさしくレザークラフト的な刃先になっているとと思います。
これがMIYAZOがあえて仕入れしたこのディバイダーのこだわりです。圧倒的にいいのです。
刃先の形状が優れているので軽い力で引いてもしっかりした細い線引けます。
またRの狭いコーナーも引きやすいと感じます。
それでヨーロッパ目打ちのための線を引く場面でも、ガイドの線を二重に引くこともできます。
そうなるとネジ捻としても使えるのではないかと思ってしまいます。
また床面などにもケガキやすい先端の作りになってます。そしててかなり正確なケガキ線を引くことができます。
接着のために革床を荒らしたいときなどにも、ガイド線を付けられるので便利です。
特徴③は…開きを確実に固定できることもいい点です。
このメーカーのツールはどれも作りがいいです。
ネジで幅をしっかりと固定できますので、持ち方に気を遣う必要はありません。
④…素材
鋼材はステンレススチール 3CR13で硬さの基準はHRC 55 となってます。
この硬さはとても重要です。
ディバイダーミニはこの点で刃先の耐久性に難点がありました。
もちろん比較的安価ですので仕方がないことです。
通常使う分にはディバイダーミニの刃先でも何の問題ないのですが、MIYAZOは誤って落として刃先が曲がってしまったことがあります。
この時に…刃先の強さ…耐久性も重視するようになりました。
今回の仕入れに関して3種類のお色にも拘りました。
StoneWashBlack/StoneWashSilverは全体的にストーンウォッシュ加工を行っています。
写真でも見分けられるかと思いますが、この加工によって光沢感を抑えることができます。
落ち着き感のある仕上げ方法です。
鏡面シルバーは逆にしっかりと磨かれています
とても美しい仕上がりです。
化粧箱に入れての発送になります。
箱の潰れも見受けられますので、お気になさる方はご遠慮くださいませ。