シリコンヘラ檀木45mm/60mm
シリコンヘラ檀木 45mm/60mm
接着剤を塗る時・・・ヘラか刷毛(筆を含む )を使うと思います。
ヘラも筆も価格的には安くて、簡単に交換できるので、軽視されがちな道具ですが、
必ず使う道具です。
エマルジョン系のサイビノールとか(俗に言う木工用ボンド)を使っていましたが、今はあまり使わなくなりました。というか当時それしか知らなかったのです。
接着剤ボンドに求める性能もそれぞれ好みがあると思いますが、あくまでも用途によるかもしれません。
用途…なんてあまり深く考えないのが普通かもしれませんが、実はコバの仕上がりに影響するのです。
サイビノールはガッチリ接着されてコバに影響が少ないといえるかもしれません。
でもサイビノールとかだとガッチリ固まり過ぎで、修理する時に…無理やりはがす感じになり、私は好きではないのです。
修理の時に接着面の残りかすをきれいに取るのが面倒ですし。
しかも塗りすぎて銀面にはみ出したりして、せっかくのきれいなヌメを汚してしまうこともあります。これはもうがっかりです。
私の場合、穴の数さえ合っていれば、ボンドは必要ないと感じる時もあります。
ボンドは仮止め程度…と言う考え方の職人さんさえもおられます。
これは、先端がシリコン樹脂製のヘラですが特徴があります。
檀木材の持ち手が付いているのです。
鉛筆を持つように握って作業できます。
横に塗る時も縦方向に塗る時も手に馴染むので心地よく作業できます。
シリコンの中にメタル製の芯が入ってますので硬い印象です。
薄塗りに向いていると思います。
他にも色々使えそうです。
先端のシリコン樹脂は、撥水性に優れて、接着剤が剥がしやすいです。私は指先で軽く剥がします。
ゴム系であれ、サイビノール系であれ、べりっと剥す時に…結構すっきりします。
刷毛の場合、木工ボンドを使ったとしても洗う必要がありますし、薄めたゴムのりを使った後に、シンナーで洗うのも手間です。
ヘリ返しや、コバなど細かい部分に、ごく少量の塗布も可能なので、かなり重宝します。
もちろん、二枚合わせのベルトを張り合わせるような時でも重宝すると思います。
写真比較には、sinceのレザースパチュラとYORKSHINEのスプリングスパチュラなどと一緒に撮影しております。
用途に合わせてヘラ系を買い揃えているうちに多くなりました。
そんなものだと思います。
全体の長さ150mm ヘラ幅45mmと60mmがあります。
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