Leatheskiller ファスナーエレメントカッター 台座付
Leatheskiller ファスナー務歯(エレメント )外し 台座付
このtoolを見つけた時にもすぐに試したいと思いました。
なぜってファスナーの務歯外しって、意外に面倒だなと思いませんか?
務歯の一つ一つを喰切り (写真にあるのがMIYAZOの喰切)やニッパーを使ってカットするのですが、結構時間がかかりませんか?
それに、務歯のどこを切ったらいいのかもわからず、土台テープを切ってしまうこともしばしば。
もちろん土台テープの糸は、ライターなどで溶かして整えることができます。
では切った時に、エレメントが部屋のあちこちに飛び散るのはどうしてでしょうか?
レザークラフトの大先輩から伝統的な喰切りの使用法を教えていただまきました。
つまり「喰いきりは務歯を切らないで、喰いきり幅分5、6個挟んで扇状に開いてむしり取ります」と…。
目から鱗のご指摘に感謝です。
そうなんです。
喰いきりとは、務歯を「切り取る」道具ではなく、務歯を扇状に「開く」道具なのです
もちろん、務歯のどの部分をどの程度の力で開くかは、慣れが必要だと思います。
一見簡単なように見えて…慣れるまでには時間がかかるものです。
強いて言うなら…男性は、大きめの喰い切り…女性なら小さめのエレメント外しですかね?
いずれにしても、こうした知識不足のなさから、レザークラフトを始めた頃は、なるべくファスナー付きは作らないようにしていました。
お仕事するようになってからは、ストレスはなくなりましたが、何かいいtoolはないかと探しておりました。
ですからファスナー務歯外しを見つけて、試してみたいと思った気持ちを理解していただけると思います。
ファスナーエレメント(務歯)の外し方
使い方はとても簡単。
ファスナーを付属の金属土台とこの務歯外しの間に挟んでハンマーでたたくだけです。
参考写真をみていただければわかると思いすが、テープを傷付けることなくきれいに外れています。
しかも、務歯があちこちに飛び散らないのがいいです。
喰いきりと同じ理屈ですが、エレメントカッターも務歯を切り取るということより、叩いて開くことに注意を向けると使いより使い易いと思いますし、刃を長持ちさせることができます。
3mmと5mmのファスナー幅に対応しています。
これまではMIYAZOで販売実績のあるtoolの上下が務歯外しとなっておりました。
※歯幅5.5mm
それでハンマーは金属性ではなく、ラウンドモウルや木槌、プラスチックハンマーの使用をおススメしておりました。
今回からMIYAZOオリジナルブランド"Leatheskiller"のシリーズを準備できました。
現地の社長のご厚意に感謝するしかありません。
※Leatheskiller歯幅は約8mm
これまでは5.5mmでした。
8.0mmの刃幅…たいして変わらないと思われるかもしれません。
MIYAZOとしてはどちらもいいのですが、5.5mmは務歯2つ
8.0mmは務歯3つ同時に外せます。
作業効率と鉄ハンマーでも大丈夫ということは比較考慮に値すると思います。
もちろん伝統的な喰切りで務歯をむしるか…コンパクトな新しいアイテムでエレメントを外すかは…やはりお好みですね。
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