コッパーリベットCopper Rivet (Old Bronze) 10ケセット
コッパーリベットCopper Rivet (Old Bronze) 10ケセット
コッパーリベット(銅リベット)は…やってみたいと憧れるレザクラの人も多いと思います。
単なる飾りではなく、実用性と美しさを兼ね備えたこの伝統的なリベットの収まりは、
スキルを一段上のレベルへと導いてくれたような気持ちにさせます。
リベットの材質は主に2種類かもしれません。
つまり銅と真鍮です。
MIYAZOはあまり流通されていないオールドブロンズ(Old Bronze)注目しました。
サイズは写真を参考になさってみてください。
太さは2種類、長さも2種類で合計4種類です。
銅製を選んだ理由は…扱いやすさです。
真鍮より少しだけ柔らかいので切り取りやすいです。
このリベットサイズは「9号」と「12号」とも呼ばれるかもしれません。
その太さが異なるため、革製品のデザイン、必要な強度、
そして革の厚みに応じて使い分けられます。
コッパーリベット…大短、大長のついて
※9号と表記している商品名もあります。
特徴…シャフト直径が約4.0mmmm程度と、コッパーリベットの中では比較的太く、
標準的なサイズとして広く使われています。
ヘッド(頭)の直径11mmで比較的大きく、存在感があります。
非常に高い強度と耐久性を誇ります。
具体的な使い分けの例…高い強度と耐久性が求められる箇所です。
例えば
①ベルトのバックル取り付け部
最も負荷がかかる部分なの、9号のような太いリベットでしっかり固定します
②バッグの持ち手やショルダーストラップの取り付け部
重いものを入れるバッグの場合、持ち手やストラップは非常に大きな力を受けるため、
9号が適しているかもしれません。
③工具ケースや厚手の革製品の接合
重い工具を入れるケースや、厚手の革を何枚も重ねて作る製品など、
全体の強度が必要な場合に選ばれます。
④馬具や重作業用のアイテム
極めて高い耐久性が求められる製品にも使われます。
デザイン面での存在感について言えば…
飾りとしてリベットの頭を強調したい場合や
武骨で力強い印象の作品に合わせたい場合かもしれません。
コッパーリベット…小長と小短について
※12号と表記している商品もあります。
特徴…シャフト直径が約3.4mm程度と、大よりも細身のサイズです。
ヘッド(頭)の直径も大より小さめの9mmです。
それで9号ほどの極端な強度が必要ないが、カシメよりも強固に固定したい場合に適しています。
具体的な使い分けの例…強度とデザインのバランスを重視する箇所だと思います。
①薄手の革を使った小物や財布、カードケース
極端な負荷はかからないが、長期間の使用に耐える強度を確保したい場合に、
細身の12号が適しています。
②一般的なサイズのポーチやペンケースの接合
日常使いの軽いアイテムで、機能性と見た目のバランスを取りたい場合に良い選択肢です。
③衣類やアクセサリーのワンポイント
服のポケットの補強や、革製ブレスレットなどの装飾に使う場合、
主張しすぎない小がスマートです。
それで繊細な印象の作品にはいいと思います。
女性向けのアイテムや、細部までデザインにこだわりたい場合に、
大よりも控えめな小が上品な印象を与えます。
複数のリベットを並べて打つデザインの場合、細い小の方がごちゃつかず、 洗練された印象 になります。
革の厚みがそれほどない場合…
* 厚さ3mm程度の革を2枚重ねるような場合など、全体が薄めに仕上がる際に、
大では大きすぎると感じる場合に小を選びます。
今後、皆様のご要望に応じて真鍮製と銅製を計画しております。
さてここからはコッパーリベットの使い方についてのウンチクを紹介します。
必要なツール
①コッパーリベット本体
MIYAZOが提供できるリベットは基本的な太さが2種類、長さも2種類です。
銅と真鍮素材があります。
作品のデザインや厚みに合わせてサイズを選ぶことができます。
②コッパーリベットセッター(打ち具)
リベットのサイズに合った専用工具です。
一体式はアメリカンタイプと言われているようです。
サイズごとのタイプもあります。
③食い切りなどのリベットカッター
色々試しましたが、MIYAZO厳選が一押しです。
別のページにあります。
④打ち台とハンマー
安定した土台と、セッターを叩くための金槌が必要です。
さて基本的な手順はいたってシンプルです。
①革にリベットを通すための穴を開けます。
②リベットを革に通し、裏からワッシャーをセットします。
③打ち具でワッシャーを打ち込みます
④ワッシャーから少し突き出たリベットの棒を適切な長さにカットします。
食い切りなら十字に印を付けながら切ります。
MIYAZO厳選のリベットカッターは十字に印を付ける必要はないと思いすます。
刃先が斜刃になっていて平らなので、MIYAZOは1.0mmの端切れを高さを調整してます。
基本的には1-2mmと言われています。
ギリギリに切り過ぎると強度が弱くなります。
長過ぎると出べそみたいな感じ笑になります
⑤打ち台にリベットの頭を置き、リベットセッターをワッシャーに当ててハンマーで叩き、
しっかりとカシめます。
ちなみに、このMIYAZOカスタムのリベットセッターは角を丸く落としています。
革に余計な傷が付かないように配慮しています。
コッパーリベットのポイントは、「練習」だと思います。
最初から完璧を目指す必要はありません。
切れ端の革などで何度か練習し、リベットがしっかりと固定され、
見た目も美しくカシめられる感覚を掴んでください。
きっとすぐに、コッパーリベットの魅力と、それを使いこなすことの楽しさに
夢中になると思います。
コッパーリベットは、作品を次のステージへと引き上げるための強力なツールです。
作品の耐久性を高め、時と共に深まる美しさを加え、そして何よりも、技術と情熱を形にするための素晴らしいツールだと思います。