Lift Lock (リフトロック)
Lift Lock (リフトロック)
作るアテもないのに…かっこいいと思えばポチってしまいます。
たぶんレザクラの人のあるあるかもしれません。
Lift Lock (リフトロック)は、バッグやポーチなどのフラップ(かぶせ)部分の留め金具としてよく使われる金具の一種だと思います。
特にクラシカルな印象を出したい革製品に適しているのかもしれません。
Lift Lock (リフトロック)とは?
実はTurn Rockターンロックが英語圏では一般的な呼称のようです。
棒を起こして回す(turn)動作に由来しています。
これは固定されたプレート部分(ベース)と棒状のパーツからなっています。
棒の部分を持ち上げたり(おこす)回すことでフラップを差し込んだり外したりする仕組みです。
棒を持ち上げたり倒すことがメインの動作なので、Liftを使わせていただきました。
素材は真鍮です。磁石テストでも棒状のパーツは磁石に付きませんでした。
※パーツの中にバネなどが仕込んでありますが、この部分は鉄製だと思います。
取り付け時の注意点
フラップ側の穴位置を正確に開ける必要があります。
厚めの革に使う場合は、足の長さをチェック(短すぎると固定できない)。
金具が革に当たる部分に補強を入れると、革が伸びにくくなります。
使い方ですが…
1. ベース金具を本体側に固定します(ネジ留め)
2. 棒部分は可動式で、通常は横に寝た状態。
3. フラップ側には両面はとめ用の穴を設けておきます。
4. 留めるときは「棒を起こして→フラップの穴に差し込んで→棒を倒」して固定です。
取り付け時の注意点
1. フラップ側の穴位置を正確に開ける必要があります。
2mmほどの厚みが必要だと思います。
2. 厚めの革に使う場合は、足の長さをチェック(短すぎると固定できない)。
3. 金具が革に当たる部分に補強を入れると、革が伸びにくくなります。
4. 棒の動きとフラップの穴の位置がズレると正しく留まらない。
※テンプレートやガイドを作って、位置決めを正確に。
5. ネジは増し締めしたり、必要に応じてネジロックなどの接着剤を使ってください。
作品例はInstagramなどで"棒おこし""はとめおこし"などのキーワードで検索してみてください。