Jaymeヨーロッパ目打ち4.0mm/3.85mm 2刃+9刃 P.guide(¥1300)付
Jaymeヨーロッパ目打ち4.0mm 2刃+9刃
3.85mm 2刃+9刃追加しました。
Jaymeと言えばMIYAZOで扱っている”ヘリ落とし”のメーカーです。
手頃な価格で良質のツールを開発しております。
またOEMも受けているようです。
さて今回はヨーロッパ目打ちを試してみました。
使用している鋼材は良いものです。
そして、サンプルで7角形のコースターを作りましたが価格以上のツールだと思います。
※MIYAZOは道具屋ですので、取っ替え引っ替えツールを試しています。
用途によって使い分けています。
このメーカーに目打ちがあることは知っていましたが、YORKSHINE、SINCE、そしてLeatheskillerというオリジナルブランドを扱っていますので、販売を躊躇しておりました。
通常ヨーロッパ目打ちは2.7/3.38/3.85のサイズです。
日本人になじみ深い4.0mm/5.0mmは規格外ということになると思います。
Jaymeにも通常サイズのラインナップがありますが、まずはYORKSHINEと被らない和式のサイズから。
嬉しいことに、この目打ちは4mmピッチで提供可能です。
(日本でこのピッチのヨーロッパ目打ちは、少ないほうだと思われます)
made in japan の同じピッチでも菱目と比較すると、穴の大きさと斜め具合が違いますね。
ちなみに日本で流通しているヨーロッパ目打ちの多くは、菱目が斜めになった感じかもしれませんし、日本式の菱目は少し大きめの穴が開くかもしれません。
ですから、縫い目の仕上がりも当然異なります。
このヨーロッパ目は斜めに細めの穴が空きますので、縫い目は確かに
ヨーロッパ目だなぁという感じに仕上がります。
個人的には4.0mmという割と広いピッチなのに綺麗な縫い目になると感じてます。
その点で7角コースターは、サンプル作成にはもってこいで、何枚も作ってしまいました笑。
個人的な感想としては…かなりいいです。
確かに4.0mmってかなりいいですね。
しかも、9刃なのです。YORKSHINEやLeatheskillerは8刃です。
たった1刃の違いは作品によると思います。
ある作品には1刃多いので5刃または2刃で代用することになります。
刃数が多い利点は真っ直ぐに開けられるという点に尽きると思います。
2刃より5刃、5刃より9刃の方が直線に開けられますし効率がいいです。
9刃に魅力を感じる人にとってはもってこいだと思います。
もう一つの特徴は刃先のポリッシュ加工です。
YORKSHINEともLeatheskillerとも違います。
どのメーカーにもそれぞれの考え方があり、それを堪能できるのは道具屋の特権だと思います。
比較写真をご覧ください。仕上げの形状は岩田屋さんに似ています。
手作業の岩田屋さんの職人技は素晴らしいのです。
最終的は仕上げに関しては比較写真を見て各々判断していただきたく思います。
MIYAZOの岩田屋9本目は特に仕上げていません。
Jaymeの"抜け"はかなりいいです。
(岩田屋さんの9本目ヨーロッパ目打ちとの比較写真を載せてあります)
好みでしょうけど、日本人的にはミリの定規を当てて、型紙を作成することが多いので、
4mmピッチのヨーロッパ目打ちは、使い勝手がよさそうです。
もちろんMIYAZOのオリジナルのポイントガイドも付属してます。
Jaymeの目うちもラインナップとして2.7/3/3.38/3.85が標準的なサイズもあります。
ただし今回は4.0mmのみです。
YORKSHINEのような缶缶に入っていますが、少し素材が薄いようで凹みが多く見られます。
※もちろんYORKSHINEにも凹みが発生する場合があります。
メーカーの考え方は、輸送時のツールを守ればいいだけということで
缶缶凹みはノークレームノーリターンです。
完璧な缶缶を期待したい方はどうぞご遠慮ください。
あくまでも目打ちは飾りではなく道具ですので。
※もちろんメーカーとも色々話し合っていますが、結論として神経質な方は御控えくださいませ。