フラットペンチmini 手元にあると超便利
フラットペンチmini/いつでも手元に置いておきたいツール
ペンチつまりやっとこ系のツールはたくさんあると思います。恐らく自宅の工具箱に一つや二つ入っているかもしれません。代表的なのは、針金とか電線とかを切れる刃が付いたマルチ圧着ペンチ。あるいは先が少し細くなっているラジオペンチもよく見かける形状です。
MIYAZOも普通のぼてっとしたペンチとラジオペンチを時々活用してきました。
例えば、縫っている最中に縫い針がなかなか通らない時に使います。
指先がすべる、縫い針が抜けにくい理由は様々だと思ますが、そんな時にペンチで引き抜くことはありませんか?
ただし普通のペンチには不満がいくつかあります。
まず…くわえ部分のギザギザ。レザークラフト的にはギザギザいらないと思っています。
それでMIYAZOは電動サンダーでギザギザをある程度削って使用していた時期があります。
もちろん平には削れませんので、噛み合わせに影響しないような厚みのある革をくわえ部分に貼ることもありました。しかしギザギザの硬さには勝てませんので、知らず知らずのうちに革に痕が残ることも。
ペンチのくわえ部分の厚みも気になります。尖っている必要ないですし、もっと薄くていいのです。
もちろん針金を切るための刃もいりません。
そして何より大きすぎる、重すぎるのです。ラジオペンチは先端が細くなりすぎていますし、普通のペンチは分厚過ぎるので使いにくい…
それで掌にすっぽり収まる軽いペンチを探しておりました。
写真に載せておりますが、持ち手の部分に革を巻いたペンチを長年使用しております。小さく軽くしかもくわえ部分がフラットなので掴む物を傷つけません。(元々は持ち手がシリコンで覆われていました。)
先端ギザなしは最高です。
それに加えてやすりでちょっと磨いて角を落としておりますので、ちょっとしたコバの圧着にも使用できます。
その自分お気に入りのサイズのフラットペンチを探してみました。サイズの長さ約12.5mmで、これ以上は大きいかなぁと。比較写真をご覧ください。
今回いくつかの種類のフラットペンチを購入してみました。レザークランプとの大きさ比較の写真もご覧くださいませ。
安い物は100均にもあると思います。
比較写真の中にある赤黒持ち手は100均なのですが、当然仕上げがイマイチだったので自分で磨きました。
ただし持ち手の開き幅が自分的には広いので使いにくいなぁと。
MIYAZO厳選フラットペンチminiはブルーの持ち手。
今回いくつか比較購入して、この青の持ち手はカッコイイのと、手に収まるすっぽり感が気に入りました。
自分の愛用品は革を巻くために真ん中にある板バネも外してしまいましたが、バネがあると楽です。
使用例の写真には、フラットペンチを2本使うシーンと針を抜くシーンもあります。
フラットペンチminiは精度と全体の仕上がりが100均とは全く違いますが、100均のものでも十分使用できると思います。どんなツールでも自分好みに加工するやる気と道具と時間があればです。
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