YORKSHINE Uグルーバー/溝切
YORKSHINE Uグルーバー/溝切
このブランドも初めて聞く方も多いかもしれません。
新しいLeathertoolを発見した時には所有欲が高まるのはMIYAZOだけでしょうか?
この設計にどんな意図があるのか、鋼材は何だとか、切れ味はどうだとか…。
グルーバーの本来の目的は何でしょうか?
簡単に言うと革を折り曲げやすくする際に使用する溝切りということになります。
この溝切もピンからキリまであると言えるかもしれません。
MIYAZOも何種類かのUグルーバーを使用してきました。
最初に買ったのは、刃先がくの字の曲がっていて、引っ掛けるように切るタイプでした。
おせじにも切れるとは言い難い切れ味。
このように溝切を引いて使うタイプもあれば、押して使うタイプもあります。
またヘリ落としと同じように、持ち手から一直線に湾曲する形状のグルーバーもあれば、刃先は太いものの、刃の出方を調整できるものもあります。
耳かきのように小さな溝切もあります。
使いやすさのポイントは優れた切れ味であること、ケガキ線に合わせて作業しやすいことがあげられるかもしれません。
角度を一定に保って溝を切るのはなかなか難しいことだと感じています。
参考写真からこのUグルーバーの実力を知ることが出来ると思います。
とてもきれいな溝をつけることができます。
YORKSHINEのUグルーバーには特徴があります。
それは、こだわりぬいた形状です。
持ち手からの刃先底面の角度は168度です。
使っていて感じるのは、この角度により溝を切りすぎて、一部分だけ薄くなるとか、最悪穴を開けてしまうことを防げることです。
どれでもそうですが、設計が粗雑で切れ味が悪い刃物には余計な力が入ります。
せっかくの高級革を使用していても、台無しになっても元も子ないと思っています。
溝の幅は五種類あります。
0#1.0mm
1#1.5mm
2#2.0mm
3#2.5mm
4#3.0mm
製作しているとステッチンググルーバーが使用しにくい部分も出てきますので、toolの一つとして揃えておきたいと思われるかもしれません。
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¥7,400
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